箱が来た!!
念願のパニアケースを着けた。
GIVI TREKKER OUTBACK
一昨年の年末辺りから話は聞こえてきていたのだが、日本の代理店での扱いはまだ。やる気のない代理店だ。
Webで情報を検索しても、国内で導入したという話はなく、(おそらく)人柱第一号の報告である。
V-Stromを購入して以来、ずっとパニアケースは気になっていた。
以前にも書いたが、Touratechに出向いてみたり、通販であたってみたりしたのだが、基本的に輸入物。
超マイナー車種であるし、そもそもパニアケース自体が流行ってない。
どのメーカーの箱も入荷待ち。納期3〜4週間は当たり前。Touratechに至っては、「いや〜いつ入ってくるか分かんないっすよぉ」と軽〜く言われる始末。
とにかくツーリングに出かけたかったので、シートバッグ(MotoFizz キャンピングシートバッグ2)に家財道具を詰め込んで凌いできたのだが、75Lのバッグがいっぱいになってしまった。
ちょうど良いタイミングでV-Strom用のセットがebayで売りに出されていたので購入。左右あわせて85Lになる。
日本人はEUの付加価値税とやらは払う必要がないので、その交渉などをなんとかこなし、Paypalでの本人確認トラップに嵌まったものの、2/5に入金、2/11に届いた。
遙々イタリアから到着。ちょっとパッキングに文句をつけたいところだけど、ま、イタリア人のやることだししょうがないか。
購入したモノは
OBK48AL (48L 左用)
OBK37AR (37L 右用)
PL3101CAM (V-Strom用の取り付けステイ。)
これらの代金が550ユーロ。ebayでの値段は669ユーロだったから付加価値税分20%安く買えた。
これに送料が290ユーロかかった。合計で840ユーロ、日本円で12万円くらいか。
これがTouratechだと31L+38Lで16万円ちょい。それじゃ容量が足りないから箱を大きくして18万円くらいか。
しかも、「いや〜いつ入ってくるか分かんないっすよぉ」なのである。
人柱第一号としての不安点は、ちゃんと取り付けられるのかどうか。
V-Strom自体は元は逆輸入車なので、ヨーロッパ仕様の車体に取り付けられるのであれば、国内仕様にも着くはずだと思ってはいたが、なんせ前例がないので取り付けるまでは不安だった。
箱から出してみた。この日はここまで。
箱を家に引っぱり込み、荷物の収納具合を確認。
PL3101CAM。けっこう重い。
作業スペースの雪も溶けたので、取り付け開始。
唯一焦ったのはこの部分。ネジ穴が合わない。
ひょっとして国内仕様はマフラーが違ってて、その影響でタンデムステップの位置が違ってて…と焦ったが、一旦タンデムステップ取り付け部分のネジを緩めることで解決した。
すり抜け不可能な単車になってしまった。ま、ツーリング中はのんびり走れってことだな。
75Lのバッグから85Lの箱に荷物を移し替えてみて。
布製のバッグと違いアルミの箱なので形に融通がきかなかったり、2分割になるので無駄なスペースができたり、底部の面取のせいでデッドスペースができてしまったりで、10L増えたにしては…というのが正直なところではあるが、それでもずいぶん余裕を持って収納することができた。
トップケースのE55N(55L)と合わせて140Lもの容量確保である。
当面はこれで問題はないはずだし、タンデムシートが丸々空いているので、今まで使ってきたシートバッグを併用することも可能だ。
問題があるとすれば、仕事をいただいたので当分走りに行けないことである。
冬の間に、もう1度くらいは走りに行きたいのだが…。