ガソリンストーブ2種
左は今まで使ってきたMSRのドラゴンフライ。
右が昨日購入した、同じくMSRのウィスパーライト。ちょっと名前を口にするのは恥ずかしい。
とろ火を含めた火力調整が自由自在ということでドラゴンフライを使ってきたのだが、とにかく煩い。ラジオが聴こえないくらい煩い。
人によっては、その轟音が独りぼっちの夜には心強いという意見もあるのだが、心細さも含めて楽しんでいる野宿者にとっては、ただ煩いだけなのだ。
そこでウィスパーライト。
名前の通り、静かである。
じゃ、名前がドラゴンフライだから煩いのかと調べてみたら、ドラゴンフライとはトンボのことだった。
アメリカのトンボは煩いらしい。
火力調整が苦手と聞いていたが、やってみると、とろ火は無理でも弱火くらいならなんとかなりそうだ。
これなら工夫すれば米も炊けるな。
ま、米を炊くなら素直にガスにしなさいよって話なのだが、ガスはホームセンターに買いに行かなければならない。期間も目的地も曖昧なまま出かけるので、缶を幾つ持って行けばいいのかもわからない。
気温が低いとうまく燃焼してくれないらしいし、使い終わった缶はゴミになる。ビール缶のように踏んづければ小さくなるというものでもないだろう。
なので、ガソリン一択。
ガソリンもレギュラーガソリンとホームセンターなんかで売ってるホワイトガソリンがあるけど、やっぱり買いに行くのが面倒だし、リッター1000円前後もするホワイトガソリンなんて勿体無くて燃やせない。
常に股間に20リッター入りのタンクを抱え込んで走っているのだから、それを使うのが理にかなっている。
タンクからガソリンを抜いてる姿は、街中では職質されるだろうけど。
ま、手間はかかるし臭いけど、仕事じゃないので手間は楽しむことにする。
手間を儀式と言いかえると、なんだか楽しそうでしょ。