4日目〜尻屋埼からむつ市内のホテルへ

前日の予報では、この日は台風の接近で午後から雨。翌日は回復するということだった。
ところが、朝の予報では翌日も1日中雨だという。

さて困った。この日は午前中を使って尻屋崎を訪れ、午後はサイトに戻ってきて雨をやり過ごし、翌日竜飛先へ向かうつもりだったのだが、翌日も雨なら更に連泊したくなってきた。
困ったのは、iPadをはじめとした諸々を充電するためのモバイルバッテリーの残量が、少なくなってきていること。
連泊中は、iPadで青空文庫でも読んで過ごそうと決めていたのだが、まさか1日増えるとは…

トイレにコンセントがあるのは確認したが、いい歳こいて盗電というのも情けない。
しばらく考えたあげく、洗濯物がたまっていたのを思い出したのを言い訳に、一旦ホテルに避難することに決定する。

連泊のキャンセルを管理人さん(とてもいい人でした)に伝え、大急ぎで撤収。尻屋埼に向かう。

 


走り出すと、まだ午前中だというのに雨。
合羽を着るほどではないので気にせず、なるべく海に近い道を選び、六ヶ所村では原発関連の施設に中指を立てつつ走る。

 


尻屋埼まであと少しというところで、寒立馬が放牧されているのをみる。
結構たくさんいるものだ…などと思っていたら…

 


尻屋埼は、寒立馬だらけ。
台風の影響で風が強い中で寒立馬が黙々と牧草を食うその風景は、不思議な世界に見えた。

 


小雨降る中、電話でホテルを予約。
なかなか帰らせてくれない寒立馬を振り切り、むつ市内のホテルに向かう。