2日目 川俣檜枝岐林道〜馬坂林道〜田代山林道〜七ヶ岳林道
今回のツーリングの目標、それは早寝早起き。
できれば日の出とともに起きたいのだが、普段昼夜逆転生活を送っているものとしてはなかなか難しい。
おまけに毎朝米を炊いてガッツリ朝飯を喰うようにしているので、出発は更に遅くなる。
この日も出発は午前10時。せめて9時には出発したいのだが…
ここで(この写真の場所ではない)、初めての立ちゴケ。
非常にガレた区間、登りの左コーナーでエンスト。
未熟な腕と200キロを越える重量の単車でスピードは出てなかったのだが、それにしてもスピードを落としすぎた。
とっさに足を着き、全力で単車を支えるが、装備重量214キロの車体プラス数十キロの荷物を支えるには歳をとりすぎたようだ。
ゆっくりとゆっくりと単車は倒れていき、あ〜やっちゃったぁ〜となぜか笑顔がこぼれる。
幸いパニアケースを左右につけているので、足場は悪くとも簡単に引き起こせた。
被害は左のナックルガードにわずかな傷がついた程度。外装慣らしまでいかなかった。
気を取り直してリスタート。
途中から通行止めの看板が出ていたので馬坂林道へ抜け、更に田代山林道に入る。
田代山林道の入り口に小さな祠があったので、道中の無事を祈願する。
ここで後からやって来たジムニー乗りに話しかけられ、しばしご歓談。
完全にノーマル仕様のジムニーとはいえ、4輪より速く走る自信は全くなかったので先に行ってもらい、煙草を一服してから再びドボドボと走り出す。
途中、霧が濃くなった箇所もあったが、酷くガレた箇所も少なく、快適にドボドボ走る。
やっと未舗装区間を抜けた!!
こういう時に気をつけなければならないのは、全くこける気がしなくなってること。
気がつけばスピードが上がっている。自重を心がけなければ。
国道352号線を快調に、だけど自重しつつすっ飛ばし、七ヶ岳林道をめざすも、またもや通行止め。
林道ってのは国や県が管轄してたり市町村が管理してたりでなかなか一括管理は難しいのだろうが、わかりやすく集中的に情報を公開してくれないものかと思う。
この時点でこれ以上の林道探索は諦め、今夜の寝床と勝手に決めた猪苗代湖を目指す。
具体的な場所は何も決まってないが、湖水浴場があるらしいから砂浜にテント張って寝りゃいいやという、これまた行き当たりばったりな旅。